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最後に
私たち人間は、宿命と運命を持って生まれてきます。
宿命は、自分によってなかなか変えることの出来ないものです。
例えば自分の両親、生まれた家、親類など、生まれながらにして、自分をとりまく環境とも言えるでしょう。
しかし運命というのは、人生を歩んでいくなかで、さまざまな出会い、経験によって育んでゆくものです。
人はよく言います、私は運が悪い、運が良い・・・・確かに四柱推命で診ていくと、運の良い人、あまり良くない人がおられます。
しかしこの3年間はたまたま運が悪いとか、大いに良いとか、その人の運勢は長い人生のなかで波のように、押したり、引いたりしながら、繰り返されます。
メジャーリーグの鈴木一朗選手でも、素晴らしい成績ですが、そのなかでも、やはり調子の良いとき悪いときがあります。
しかし力の有る選手は、良い時をより伸ばし、悪い時を短く抜け出します。
運勢も運勢の平均線が高い位置にある人は、良いときはより高く、悪いときでも、あまり下には行きません。
その平均線が低い人は、運勢が上にあるときでも、さほど高くなく、下にあるときは、大きく下に入り込みます。
この時に思わぬ災難に見舞われことが、多いように思います。
家相学上、問題の多い家に住まれている人は、持って生れた運勢を大きく下げます。
その様な事が起こらぬよう、家を購入される場合には注意してください。
私は皆様が運勢の平均線を高く維持され、幸せに笑顔のなかで、より良い生活を過ごされることを、日々祈念いたしております。
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